らくがきのお送りするWarfighter(by Dan Verssen Games)のページ
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基本セット全兵士の特徴紹介
プレーヤー兵士(PS)
W-001 Hernandez
PSのヒーロー。各兵士ターン開始時にアクションカードを1枚ドローできるCXを4つ(=4枚引ける)、XP消費で抑圧を除去できる"Guts"と射撃力が上がる"Marksman"だけじゃ飽き足らず、各兵士ターンに1アクション余分に実施でき、しかも2XPを所持してゲームを開始できる"Veteran"までもをデフォルトで備えるチート兵士。体力7、筋力11、遮蔽値3、移動力も3と指揮官として申し分ありません。唯一にして最大の欠点はその高コスト。最小任務"Just
Another Day"のRP23を上回る27は、どの任務であれかなりハードル高いです。最大RPの"Long Way"でも104なので1/4超え。兵装を加えるとさらに高価となるため、そうそうお目にかかれないPSです
W-002 DeLay
基本セットの準エース。白兵戦修整+1とスキル"Close Combat"に加え、寒さに強い"Hardy (Cold)"をも併せ持つ肉体派。CXとXPも最初から1ポイントずつ有しているためなかなか優秀です。ポイントに余裕はあるけどHernandez入れるほどの贅沢はちょっと、って思う場合に彼を選ぶという選択肢があります。能力値の差やデフォルトで持っているスキルの違いから判断するに、コストパフォーマンス的にはHernandezと大差ないのではないでしょうか?そのため、彼のコストもそれなりのレベルになるため、ある程度大きな任務でないと編成対象に挙げるのは難しいかもしれません
W-003 Eandi
デフォの付与能力なしのマッチョ。WF:WW2の米軍兵士で筋力14の男は他にはいません(他国にはいます。米兵はヤサ男扱いでしょうか?)。大男なのか上の2人と比べると遮蔽値の2が目を引きますが、3以上有しているのは主にエースクラス。2が標準なので気にしてはいけません。何も持っていない分、自由にカスタマイズできるのが彼の強み。バズーカやBAR、火炎放射器の利用を想定するならお勧め。特に火炎放射器は重量が11もあるので、実質的には彼以外が所持するのは難しいのではないでしょうか?重量制限修整の厳しい任務では彼ですら持てないこともありますが・・・
W-004 McDougall
おそらく、最も使い勝手のいいPS。小任務なら指揮官、大任務ではサブリーダーに最適(ルールブックのサンプルAARでも指揮官)です。その理由の1つがコストで、全PS中最安です。エキスパンションを含めても、彼より低RPの米軍PSはいません(これまた他国にはいます。米軍は贅沢野郎です)。次がデフォの3XP。"Upgun"だけでなく"Evade"にもXPが必要ですが、3XPあればハーフトラックですらEvade可能です。欠点としては、まずは"Panic"スキル。低コストなのはこのおかげなのですが、ピンチの時に指揮官が抑圧状態となる危険性は軽視できません。他にも手札上限が低く、遮蔽値が1しかないという残念ポイントありますが、それでも十分魅力あるPSです
W-005 Bailey
基本セットのセカンドマッチョ。Eandiより筋力が2低く足がちょっと遅いせいでRPが4も下がるわけですが、これを割に合わないと考えるか、お得でラッキーとみなすかは目指す部隊構成次第です。Eandiのところでも書きましたが、火炎放射器を想定するならBaileyではちょっと厳しいと言わざるを得ません。しかし、バズーカやBARであればBaileyでOKなことも多いはず。4ポイントあれば追加でいろいろ兵装やスキルが選べるので、無視できないところです。Eandi同様、PSを自由にカスタマイズして部隊を編成したいプレーヤーにはお勧めです
W-006 Kasinski
McDougallと双璧をなす使い勝手のよいPS。McDougallのPanicスキルが気になる方にはお勧めです。1ポイントの違いだけで手札上限と遮蔽値が1ランク上かつPanicなしのPSが手に入ります。逆にXPが1に減り、足がちょっと遅いのが欠点です。XPの少なさが気になるなら、拳銃を持たせるというのも一つの手で、これで2XPとなるので地雷原ならEvadeできます。まぁ、ハーフトラックまでうっちゃりたいならMcDougall一択ですけど。低コストでデメリットの少ないPSであり、海外のAARなどで彼を指揮官の第一選択としているプレーヤーが少なからず存在するのも十分納得できるところです
非プレーヤー兵士(NPS)
W-007 Pachecho
NPSの表のエース。メイン火器"Scoped Rifle"に"Marksman"と"Focus"を併せ持つため、"Screen"されている目障りな敵軍("Officer"等)を遠距離から始末してくれる狙撃職人。遮蔽値4も極めて優秀です。近寄ってきた敵に対してはScoped
Rifleは不向きなため"Grenade"での対処が必要となります。もっとも、遮蔽値が4あるのでショボい敵ならそのまま撃ち合ってもいいかもしれません。RP14はその辺のPSよりずっと高値ですが、この能力と兵器がデフォで付いてくることを考えると実際にはかなりお得でしょう。海外AARでも、彼、もしくは次のScanlanを攻撃のメインとしているプレーヤーが数多くいます
W-008 Scanlan
Pachechoと並ぶNPSの表エース。BARがメイン火器なので打撃力としての存在感はPachecho以上なのに、コストは6RPも安いたったの8.BAR単体のコストが10であることを考えるとチート感を禁じ得ません。遮蔽値は2しかありませんが、装備の"Entrenching
Tool"のおかげであと1XP取得すればFoxholeを掘れるため、どんなに強力な攻撃でも1回は無効化できます。装備が重いからか足が遅いので、どちらかと言えばFoxholeに籠って二脚を設置し、近付く敵を撫で切りにするような、防御的な運用が効果的。もちろん、速度アップ系のスキルを併用すれば先頭で活躍できるため、積極的に編成を考慮すべきNPSの1人でしょう
W-009 Walsh
実は裏のNPSエース。理由はいろいろあり、まずは何と言っても3アクション持ち。エキスパンションなら3アクション可能な兵士はそこそこいますが、基本セットでは彼とHernandezだけの希少能力。もう1つが"First
Aid Kit"と"Corpsman"という装備&スキル。戦闘に怪我は付きものですが、治療してしまえばなかったことと同じ。Upgunで+4までサイの目修整できるCorpsmanは購入すれば2RP、First
Aid Kitも2RPなのでデフォで4RPの価値です。NPSなので使用できる"Bandage"は手持ち分だけですが、他のPSにFirst
Aid Kitを追加購入させておけばいいでしょう。このメリットに比べたら"Green"スキルなんて屁みたいなもんですね(^^;
W-010 Harmon
NPSなのに体力4を有する不屈不撓の男。エキスパンションでも他に体力4の米兵NPSはいません(これも他国であれば、なんと分隊兵にもいたりします)。RP10は比較的高額ですが、この体力と"Spotter”スキル、そして移動力4という俊足が理由でしょう。この能力を活用して最前線の仲間のアシストが彼の真骨頂。Spotterには解消条件がないため、2アクションを別々の味方のために消費すれば2名の攻撃をサポートできます。Entrenching
Toolを持っているので、XPが貯まった状態であれば味方と一緒じゃなくてもそれなりに活躍できます。RP10をどう考えるかが、彼を編成するかどうかを決める際のポイントでしょう
W-011 Allen
標準的なNPS。持っている兵装とスキルを合計するとコストとぴったり一致の7になります。白兵戦修整も0なので、この体力、アクション、遮蔽値、移動力の全て2がNPSの標準スペックということになるようです。NPSはデフォでいろいろ持っているのが売りなので、普通はその分ちょっとお得のはずなのですが、彼とScanlanの違いを見ると納得できない感が拭えません。ただ、近距離戦闘を好むスタイルのプレーヤーには、この"Carbine
+ Close Combat"の組み合わせは無双です。貫通力は低いですが、6割の確率で命中させられる確実性は捨てがたいところ。手榴弾持ちなのも高評価です
分隊兵(SQ)
W-012 Mitchell
彼の特長は、まず何と言っても体力3という打たれ強さ。エキスパンションなら4あるSQもいます(これは米兵にもいます)が、基本セットに限れば彼が突出してます。もう1つは射程2という長距離ヒッター。これも基本セットSQでは彼だけですが、見たらわかるように、2地点先ではそうそう当たりません。この中途半端な能力に、遮蔽値1&移動力1の上にPanicまでついてRP4。微妙な感じです。まぁ、BARとScoped
Rifle以外に距離2のロングヒットを見込める兵器は存在しないので、敵が寄って来る前に始末するのを基本スタイルとするプレーヤーなら、アクションカードのサポート前提で編成してもいいでしょう
W-013 Owens
Spotterで俊足、遮蔽値2はSQとしては上等。追加でGrenadeも1個持っているため活躍の場面には事欠かないでしょう(もっとも、SQ自身は手榴弾は使用できませんが)。弱点はPanic持ちなところ。そこまで射撃が巧いわけではないので、Spotterに専念するのがいいのではないかと思います。編成の際のポイントは、RP5が能力に見合っていると考えるかどうか。GrenadeとSpotterでコスト3、Panicで-1されて装備とスキルの合計RPは2、残りの能力がコスト3に相当することになります。NPSとSQの違いはありますが、Allenの考察内容と照らし合わせると速度が2でなく3であることが3RPの内訳となるのでちょっと割に合わない気もします
W-014 Smith
一応"Hardy (Hot)"は持っていますが、そもそも基本セットではこの我慢強さには何の意味もないのに、RP2の理由がそれという理不尽さ。しかも、遮蔽値が1しかないのに体力も1と踏んだり蹴ったりです。そんな彼にもいい面はあります。距離0のみとは言え6以上で命中なので、SQの中では射撃が巧い方です。まぁ、RobleやTaylorも距離0なら6以上で命中なので、能力的には一緒ですが。北アフリカ戦線だったらHardy
(Hot)が意味を持つので編成を考慮してもいいでしょう。ただ、RP2で2アクションSQが得られるので、行動力を重視するなら編成対象と思います
W-015 Roble
体力は2ありますが、どうあれ実施できるのは1アクションのみ。遮蔽値も1なので戦場での健康不安は払拭できません。しかし、彼の一番の売りは"Loader"持ちである点です。ここぞという時にメインの打撃力が弾切れという悲劇に対処できるこのスキルは重宝します。2RPのスキルですから他の全能力がコスト1に相当するわけで、射撃能力を考えるとかなり優秀なSQです。比較したら分かりますが、健康体ならM1 Carbineを上回る命中率です(正確には距離1での命中率。距離0なら同等)。1射/ターンという制限はあるものの、弾切れの心配がないSQなので使い勝手は思ったほど悪くありません。RPに余裕があるなら採用を考慮すべきでしょう
W-016 Taylor
パッと見は全く可能性のないSQ。1RPあって人数が足りており、筋力にも余裕があるならGrenadeか”Canteen”を購入した方がおそらく有用です。ただ、RPが2残っている場合には検討の余地があります。Smitihを入れるとか、誰かにスキルや兵装をプラスとかもありますが、Taylor+"His
Number Was Up"こそ残2RPの場合の最良選択肢と考えます。手持ち兵装で排除困難な敵軍(XPや対装甲兵器不足時の"PzKfw
IVH Tank"等)に遭遇した場合でも、1回限りではありますが彼の勇敢な行動によってどんなに強力な敵でも一撃で葬り去れます。「人命軽視」と怒られそうですが、このオールマイティーな効果は軽視できないところです
W-017 Scott
Owens同様、RP5のSQ。2アクション可能で、デフォ1XPは強みですが、体力1なので運が悪ければあっという間に5RPが吹っ飛びます。まぁ、遮蔽値が2あるので簡単にはやられないかもしれません。足は速いですが射撃の腕は普通です。Owensの項でも書いたように、速度3のコストが約3なので、1XPあるけど体力1というのが残りの2RPに見合っているかどうかは、プレーヤーの判断次第でしょう。5RPは、他の使い道としてRobleとTaylor+His
Number Was Up、Owens、もしくは何らかのスキルor兵装+(RobleまたはHis Number Was持ちのTaylor)などが考えられます。自分のプレースタイルに合った編成を選べばいいでしょう