らくがきのお送りするWarfighter(by Dan Verssen Games)のページ
ご意見等ございましたら掲示板にお願いします

ゲームの準備(以下、▼をクリックすると展開します)
◆プレーする国家と戦闘地域の選択(▼)
基本セットでは米軍しか選べないので選択の余地はありません。同時に、プレーする戦闘地域も決定する必要がありますが、基本セットであれば欧州戦線一択です
◆敵軍の選択(▼)
敵軍も基本セットでは独軍のみですが、練度は「第一線部隊(FrontLine)」か「エリート」のどちらかから選べます。当然、エリートの方がゲームの難易度が上がります
◆戦術ディスプレーシートの準備(▼)
このシートが戦場を表します。各種カードを、このディスプレイシートの所定の位置に配置してプレーします
最下段に並んだ11個の長方形のマスが任務経路になります。左端の黒いマスに任務カードを置き、プレーの進行に従って、右側のマスにロケーションカードを配置していきます
◆デッキの準備(▼)
各種カード(イベントカード、ロケーションカード、敵軍カード、アクションカード)の山(デッキ)をシャッフルし、ディスプレーシートの左側にあるそれぞれのデッキエリアに伏せた状態で配置します。また、キーワードブックをすぐ参照できるようにディスプレーシートの横に置いておきます
◆任務の選択(▼)
任務カードの中から今回プレーする任務を選びます。次の目標カードも含め、最初に選択した戦闘地域と一致していなければなりません。これによって今回の制限ターン、目標までの距離、編成に使用できる総RP、携行可能重量の修整値等が決まります。選んだ任務カードをディスプレーシートの一番最初(左端)の任務経路に配置します
◆目標の設定(▼)
目標カードの中から今回の任務における目標を選び、任務カードで指定された位置の任務経路上に配置します。目標カードには任務の達成条件が記載されています。目標カード上に"非活性化マーカー"を置きます
◆部隊の編成(▼)
任務カードに記載されたRPの範囲内で、兵士、兵装、スキル、参加戦歴等を購入します。部隊は2人以上の構成で、かつPSを1人以上含んでいる必要があります。編成の際はコストだけでなく、各PSの携行重量制限にも留意しなければなりません。編成した兵士カードには、各自が所持している兵装、スキル、参加戦歴に一致したカードを載せます。左はKasinski(9ポイント)に"M1
Rifle"(2ですが重量は4ポイント。予備弾薬5個は標準で付属しています)+"Mk2 Grenade"2個(1×2=2)+"Canteen"(1)を装備させ、スキルの"Focus"(3)を与えた状態です。RP合計は17、重量は7ポイントとなっています
◆カウンター類の準備(▼)
各兵士にそれぞれ識別カウンターを置き、同じ番号のカウンターをディスプレーシートの任務カード上に置きます。さらに、同じ番号の敵軍ターゲットカウンターも各4個準備し、敵軍ターゲット決定カップに入れます。各兵士の保有しているアクション数に一致した数のアクションカウンターを、「未使用」状態でそれぞれの兵士カード上に載せます。任務の残り時間を表示するため、任務タイマーを任務カードで指定された制限ターン数の任務タイマー表示欄に置きます
◆各PSの手札ドロー(▼)
最後にアクションカードデッキから、各PSの手札上限(=体力)までドローしたら準備完了です
ゲームの手順
兵士ターン
◆アクションの回復
全ての兵士のアクションカウンターを未使用面に戻す
◆気象条件克服のサイの目チェック
(基本セットでは気象条件は適用されません。気象ルールはロシアエキスパンション#9から導入されます)
◆兵士がアクションを消費して実施できること(「アクション」または「行動」)
●抑圧カウンター1個の除去
●移動 (▼)
移動できるのは1兵士ターンに1回のみ
移動先ロケーションカードの進入コスト(右上の"Ent ○")を支払う
自身の移動力を進入コストから差し引くことができる
装備やアクションカードを用いて進入コストを減らすことができる
存在すると進入コストが増加する敵軍カードがある
●攻撃
□敵軍に射撃を行う (▼)
敵軍に"Screen"等のキーワードが無いかどうか確認
敵軍が使用予定兵器の射程距離圏内に存在し、弾薬切れでないことを確認
兵器カードを参照し、選択した攻撃モードに応じた個数の10面体サイコロを振る
・アクションカード等による修整がある場合は適用
・修整後のサイの目が兵器の命中ナンバー以下であれば攻撃は命中("Hit")
・修整前のサイの目が兵器の弾薬切れナンバー以下なら弾薬マーカーを裏返す(弾薬切れ)
(弾薬切れとなった兵器は再装填を実施するまでは使用できない)
命中の有無に関わらず、ターゲットの遮蔽貫通チェックの6面体サイコロを1個振る
・アクションカード等による修整がある場合は適用
・兵器の貫通力をサイの目に加える
・この兵士ターン最初の"Stealth(奇襲)"兵器による攻撃なら貫通サイの目は自動的に6となる
・修正後サイの目が目標の遮蔽値(カード左下の数字)以上であれば貫通成功
攻撃が命中、かつ遮蔽貫通に成功した場合;
・敵軍1人が戦死する。敵軍カード上にEKIAカウンターを1個置く
・戦死したのがカード最後の敵軍だった場合、敵軍の排除に成功した。敵軍カードを取り除く
命中、または貫通成功のどちらかだけであった場合;
・敵軍1人が抑圧状態となる。敵軍カードの上に抑圧カウンターを置く
(カードの敵軍全てがすで戦死または抑圧状態であった場合は効果無しになる)
命中も貫通も成功しなかった場合、その攻撃は失敗。効果無しになる
□敵軍に白兵戦を行う (▼)
目標にできるのは同一ロケーションカード上の敵軍のみ
ロケーションカードの白兵戦準備値(カードの右中程)と同数のアクションがコストとして必要
兵士番号と同じ白兵戦カウンターを敵軍カードの上に置く
徒手格闘:命中と遮蔽貫通チェックのために10面体及び6面体サイコロをそれぞれ1個振る
・兵士の白兵戦修整値を10面体サイの目に加える
・修正後のサイの目が10以上なら攻撃は成功
・6面体サイの目は射撃戦闘と同様に遮蔽貫通チェックに使用する
・結果の適用も射撃戦闘と同様に行う
近接戦闘(武器を使用する白兵戦):戦闘のモードを選択し、射撃と同様に結果を得る
・兵士の白兵戦修整値を命中サイの目に加える
・兵器の貫通力を遮蔽貫通チェックのサイの目に加える
投擲:投擲を行った兵器を再度使用するには、目標の敵軍カードを排除しなければならない
(加えて、使用した兵士がそのロケーションカード上に留まっていることも必要である)
●再装填 (▼)
弾薬切れカウンターを取り除く(取り除いたカウンターは破棄する)
これによってその兵器は再度使用可能になる
●手札の破棄とドロー (▼)
PSの所持している任意の枚数のアクションカードを破棄する
その後、手札上限に達するまでアクションカードデッキからカードをドローする
◆兵士がアクションを消費せずに実施できること(「活動」)
●アクションカードをプレー (▼)
加えて、アクション消費せずに行えるのは以下の通り;
・強化:いずれかの兵士が1XPを消費してアクションカードの効果を強化する
(これにより、[]で囲まれたオプション効果が有効になる)
・隠密・支援アクションカード:プレーするPSは追加コストとしてアクションカード破棄が必要
(破棄するカードの枚数はカードの右上に記載されている)
●ロケーションカードをプレー (▼)
ロケーションカードをプレーできるのは1兵士ターンに1回のみ
少なくとも1人の兵士がロケーションカードを置く任務経路のすぐ隣にいる必要がある
プレーに際してコストとしてアクションの消費が必要な地点カードがある
現在の編成ポイントに応じて敵軍カードをドローする
カードの合計価値ポイントがロケーションカードに記載されたポイント以上になるまでドローする
登場したそれぞれの敵軍カードごとにターゲットカウンターを引く
●目標カードの活性化 (▼)
少なくとも1人の兵士が目標カードに隣接する経路地点にいる必要がある
目標カード上の非活性化カウンターを取り除く(以降、目標カードへの攻撃や進入が可能)
●兵装の譲渡または破棄 (▼)
同一ロケーションにいる兵士間で、任意の兵器、弾薬および装備の受け渡しや再分配を行う
NPSは自分が本来持っている以上の兵装を所持することはできない
自軍の現在の総RPを減らすために兵器や弾薬、装備を破棄できる
・これは、兵士が重体になったり自発的な撤退後に行うRP再計算の際に有用である
◆XPを消費して支援アクションカードを維持する、または消費せずにカードを破棄する
XPを消費するのはどの兵士であっても構わない
◆体力2以下の兵士を自発的に撤退させる
兵士ターン中であれば、ゲームから取り除くことでいつでも撤退させることができる
敵軍ターン
◆増援判定
●兵士が存在する全てのロケーションカードにおいて敵軍カードを1枚ドローする
カードの価値がロケーションカードの増援範囲外ならそのカードは破棄する。再ドローは行わない
●増援効果("Reinforce")を有する敵軍カードが存在する場合は追加の増援判定を行う
◆敵軍の攻撃
●ターゲットが射程内に存在する敵軍カードは攻撃を実施する (▼)
命中と遮蔽貫通チェックのために10面体及び6面体サイコロをそれぞれ1個振る
攻撃結果:カード上の攻撃チャートの、EKIAでも抑圧でもない敵軍の数の列を参照して判定する
命中および貫通に成功した場合、ターゲットの兵士は攻撃チャートに記載された数の負傷を受ける
体力が0となった兵士は重体となり、全ての兵装を破棄して現在のロケーションカード上に置く
(ロケーションカード上に残された兵装は、他の兵士が回収することができる)
◆敵軍の接近
●ターゲットが射程外に存在する敵軍カードはターゲットに向かって1経路接近する
抑圧カウンターが載っている敵軍カードは移動することができない(=接近できない)